江蘇省概要
江蘇省は、中華人民共和国東部に位置する省。長江の河口域であり、北部は淮河が流れ黄海に面する。名称は江寧府の江と蘇州府の蘇による、省都は南京市。江蘇省と日本の経済貿易関係は、1974年に江蘇省が対外貿易権を付与されてから40年以上の歴史があります。2024年の江蘇省対日貿易総額は539.6億ドルで、そのうち対日輸出総額は284.7億ドル、対日輸入総額は254.9億ドルにのぼります。特に、アパレル、日用雑貨、靴、衣服、ギフトなどを生産する企業は、日本市場において重要なサプライヤーとなっています。
江蘇省の開発区
経済技術開発区
中国の国務院が許可、商務部が管理する開発区で、所在地の地級市レベル以上の人民政府と同等の権限・機能を持つ。サービス効率を高め、より魅力的な投資環境を提供することで、投資を集積し、産業チェーンを形成することを目的としている。
- 塩城経済技術開発区
- 宜興経済技術開発区
- 蘇州呉中経済技術開発区
- 常熟経済技術開発区
- 中国海安経済技術開発区
- 南京経済技術開発区
- 張家港経済技術開発区
- 呉江経済技術開発区
- 太倉港経済技術開発区
- 昆山経済技術開発区
- 江蘇省蘇州工業園区(中国・シンガポール蘇州工業園区)
- 南通経済技術開発区
- 錫山経済技術開発区
- 淮安経済技術開発区
高新技術産業開発区
中国の国務院が許可し設立される科技工業園区で、科学技術部が管轄する。ハイテク技術産業に対する優遇政策と各改革措置を通じて、ソフトとハード環境を改善し、科学技術の成果を現実の生産力に活かすことを目的として設置された地域。
- 蘇州国家ハイテク産業開発区
- 常州国家高新技術産業開発区
- 無錫国家高新技術産業開発区
- 江陰高新技術産業開発区
保税区
中国の国務院が許可し、税関の管理監督の下で保税業務を展開できる区域で、区域内には外資企業による国際貿易、保税倉庫管理、加工輸出業務が認められる。
- 張家港保税区
その他の開発区
- 南京海峡両岸科技工業園区
省級
- 江蘇省泰興経済開発区
- 蘇州工業園区—相城区合作経済開発区
- 金壇経済開発区
- 啓東市濱海工業園
- 大豊経済開発区
- 蘇州宿遷工業園区